術後も身体が芳しくない状態だ。
日によっては元気な時もあるそうなので
そんな日に顔を合わせておきたいが
相手の身体は弱っているので
万が一に伝染病を移してしまう可能性を考えると
会うという行為については慎重にならなくてはいけない。
それも踏まえて
ワクチンの3回目の接種が終わった頃に
親戚家族らと話し合いを重ねて日程を決め
昨日伯母と対面をした。
対面する前日の夜、宿泊したホテルの布団の中。
以前より母親を通して聞いていた伯母の状態を思うと不安でしょうがなく
涙が込み上げそうになったが
今泣いてどうなるんだ。と我ながらに思い堪えた。
伯母と対面当日。
伯母本人は会話は不自由無くでき、
笑うこともできる状態で
伯母の一家も昔会った時と変わらず、
やつれてしまったりしている様子もなかった。
伯母の癌が判明した当初は伯母の夫が精神的に疲労してしまっていると聞いていたし、
伯母本人も憔悴してぐったりしていることを想像していたので
伯母一家の様子を見て、ほんの少しだけ心が救われた。
それでも手術で消化器系の臓器を摘出した事もあり
口からご飯を食べられない為、経管栄養(※経管栄養:管などを使って栄養を体内に入れる)を行わなければならず
加えて、癌の影響で腹水が溜まり腹部が圧迫される為、何日かに一度病院で腹水を取り出さなくてはいけない
腹水を出した後や手術明けは伯母の家にある医療用ベッドの上で横になっている
ご飯は口から食べられる状態では無いが
「食べれれなくても娘に代わりに食べてもらうからお菓子のお土産が欲しい。」と言っていたので
母親と一緒に選んで買ったお菓子や団子を渡すと喜んでくれた。
その中でも特に伯母が住んでいる地域では有名な老舗の団子屋の団子を見た時に。
母親が伯母に何か欲しい物とかないの?と訊いていたが
おばは「今は特に無いかな」と言っていた 。
普段自分は、人の目を見て話すのは苦手で会話時にやや目を逸らしてしまうが
この時は伯母の顔をしっかりと見て話した。
途中、
おばが吐き気がすると、言ったので
その日の対面はそれで終えて
「また今度ね!」と言って母親と一緒に伯母の家を後にした
来週の週末も術後で家に居るらしいのでまた会いに行く
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